不動産相場の10年の波?今後はどうなるか

最近、融資が引き締められているという話をよく聞きます。
それ自体は本当のように思いますが、この状況はいつまで続くのでしょうか?

完全に私の主観ですが、考えてみました。

あくまで私の主観ですので、投資は自己責任でお願いします。

不動産相場10年の波

不動産に関わる人がよく言うことなのですが、不動産の相場は10年単位で上昇と
下落を繰り返しているというものがあります。

バブル崩壊やITバブル崩壊などを景気とした不動産の下落が概ね10年程度で
一見定期的に発生していることから言われるジンクスのようなものです。

近年の不動産相場上昇の始点は、2007年~2008年頃と言われます。
サブプライム問題からリーマンショックにかけての時期ですね。

このあたりで相場が底を打って、それ以降今まで上昇をし続けています。
このため、上昇し始めてからそろそろ10年ですので、そろそろ下がるのではないか?
という経験則が働くというわけですね。

そして、一度下がると、次に相場が上昇して高値をつけるまで10年かかる。
いまから5年下落して、次の5年で上昇に転じる。

結果、今持っている物件は10年は持つ覚悟が必要だという人もいます。

本当に10年もかかるかな?

確かに、今は融資が厳しくなり、物件が高止まりする一方で、購入できる人が
少なくなっているようです。

買い手が減っているのは事実なので、相場が足元で下落に転じるのは
十分ありうることでしょう。

一方で、バブル崩壊、ITバブル崩壊、リーマンショックのような、過去の不動産相場
の大底を形成した信用収縮が発生しているわけではありません。
むしろ、各種指標を見る限り、景気は良いです。

アパートローンの膨張に怒った金融庁の大号令により、銀行が動きにくくなっている
というのが実態ではないでしょうか?

信用収縮時のように、銀行が貸さない、あるいは回収に走るような状況ではありません。

銀行はあくまで貸したいと思っています。融資先を血眼で探しています。
現に、既に事業規模に達している投資家や、一般企業の不動産需要、裕福層への融資は
継続されています。
(反対に、一般のサラリーマン大家への融資は結構厳しそうです)

現状の融資引き締めが続き、不動産への融資が減少すると、金融庁もうるさく言わなく
なるタイミングが来るでしょう。
そうなれば、融資は復活するように思います。

もちろん、信用収縮を引き起こすシステマティックリスクが生じる可能性もあります。
アメリカでは自動車ローンが怪し良いようですし、日本も株式はバブルだと言う人もいます。

ただ、そのような状況を想定しないのであれば、現状の融資引き締めはあくまで
金融庁が人為的に引き起こしたものでしかありません。

単なる相場の調整では?

相場は上がることもあれば下がることもあり、また変化がないこともあります。

現状は、相場の若干の調整局面のような印象があります。
この調整後、さらなる下落局面に入るとは正直思えません。

市場に資金が低金利で大量供給されている限り、その流れを押しとどめる
ことは困難です。
現在はマインドも若干悪化している感もありますが、何度も言うとおり
信用収縮が起きるような状況ではないでしょう。

銀行にとって、不動産は実に融資しやすい対象です。
早晩、不動産への資金流入は回復するのではないかと思います。

足元の相場下落があったとしたら、私は押目買いのチャンスと考えています。
(もちろん、融資が絞られている以上、そこで購入できる人はあまり多くないのですが)

くれぐれも繰り返しますが、上記はあくまで私の独断と偏見によるものです。
相場が実際にどうなったかは後にならないとわかりませんので、投資は
自己責任で行ってください。

税理士、不動産経営アドバイザー
税理士ですが、一都三県にて不動産経営を第2の本業として取り組んでいます。
不動産の最大の経費は税金ですが、税金だけ見ていても上手く行きません。徹底的な数値化と経験に基づき、個人・法人・銀行・追加取得・売却をトータルに判断するお手伝いをしています。

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